糖尿病、高血圧、高脂血症について
もともとの体質に食べ過ぎ・運動不足などの環境因子が影響することで発症する生活習慣病です。
普段は全くの無症状ですが、ある日突然、太い動脈が詰まってしまうことで脳梗塞(手足のマヒ、呂律困難など)、心筋梗塞、狭心症(胸痛、不整脈、血圧低下など)、下肢閉塞性動脈硬化症(歩行時の足の痛みなど)が出現します。
さらに、糖尿病ではそれ以外に網膜症(目)、腎症(腎臓)、神経障害などの合併症が生じやすく、失明や、慢性腎不全からの維持透析に至ることもあります。
生活習慣病は悪化させると、病状次第では日常生活に大きな影響を及ぼすこともあります。そのため無症状であっても、日々の管理が必要な病気です。
また、糖尿病患者さんの死因第一位は癌(がん)約38% です。 糖尿病があると、糖尿病が無い場合に比べて癌に1.19倍なりやすく、特に消化器癌が明らかに増加するといわれています。(肝臓癌は1.97倍、膵臓癌は1.85倍、大腸癌は1.40倍も増加します。)
当院は糖尿病と消化器内科の専門クリニックであり、八尾市立病院での消化器癌の治療経験を生かしながら、糖尿病専門医として糖尿病患者さんのお役に立てるよう尽力していく所存です。
生活習慣病としての糖尿病(2型)はもちろん、1型糖尿病(インスリンポンプ、SAP療法も対応可)の診療もおこなっております。