
大腸カメラは、大腸や直腸の粘膜を直接観察することで、がんやポリープ、炎症などの異常を正確に確認できる検査です。
以下のような症状がある方には、早めの検査をおすすめします。
など
これらの症状は、大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)などの疾患が原因である場合もあります。
いずれも、早期に治療を開始することが大切です。
現在症状がない方でも、以下のような不安をお持ちの方には、大腸カメラをおすすめしています。
など
大腸がんは自覚症状が乏しく、早期発見が非常に重要です。年齢やリスクに応じた定期的な検査が、ご自身の健康を守る第一歩です。
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は、直径約1cmの細いスコープを肛門から挿入し、直腸から盲腸までの大腸全体をくまなく観察する検査です。
粘膜の状態を直接確認できるため、微細な病変も見逃しにくく、炎症や出血の原因を特定することが可能です。
また、検査中に組織の採取(生検)やポリープの切除も行うことができ、大腸がんやポリープの早期発見に役立ちます。必要に応じて、その場で治療(ポリープ切除など)を行うことも可能です。
検査前には、腸内をきれいにするために下剤を服用していただきます。
腸内が空の状態になったのち、内視鏡を肛門から挿入して大腸全体を観察していきます。
検査時間はおおよそ15〜30分程度で、異常がなければそのまま終了となります。
また、ご希望や状況に応じて、麻酔(鎮静剤)を使用することで、苦痛を軽減した状態で検査を受けていただくことも可能です。
日本では、大腸がんはがんによる死因の上位を占めていますが、早期に発見すれば、完治も期待できる病気です。
大腸がんは、多くの場合「大腸ポリープ」と呼ばれる良性の腫瘍が徐々にがん化することで発生します。
大腸カメラ検査は、このポリープの段階で異常を発見し、その場で切除することができるため、がんの予防にも非常に効果的です。
とくに40歳以上の方や、家族に大腸がんの患者の方がいらっしゃる場合、定期的な検査を強くおすすめします。

便潜血陽性を指摘された方、血便・便秘・下痢・残便感などの症状が続く方、大腸がんや大腸ポリープが気になる方など、大腸カメラ検査をお考えの八尾市・東大阪市・柏原市にお住まいの方は、当院へお気軽にご相談ください。消化器内科専門の医師が、苦痛に配慮した内視鏡検査を行っています。
累計2万件以上の内視鏡検査・治療の豊富な経験を持つ院長が責任をもって、丁寧に検査を行います。
ご希望の方には、麻酔(鎮静剤)を使用し、うとうとと眠っているようなリラックスした状態で検査を受けていただくことができます。
痛みや不快感が少なく、検査に対して強い不安や恐怖感をお持ちの方にも、安心して受けていただける方法です。
検査中の記憶がほとんど残らず、「気づいたら終わっていた」と感じられる方も多く、不安や緊張の軽減につながります。
ただし、検査後はしばらく院内で安静にしていただく必要があり、当日は自動車・バイク・自転車の運転はできませんので、あらかじめご注意ください。
当院では、地域のがん診療の中心を担う基幹病院でも使用されている、がん診療に特化した内視鏡システムを導入し、精度の高い胃カメラ検査を行っております。
使用している機器は、先進的な機能により、粘膜構造や毛細血管の微細な変化を的確にとらえ、微小な病変の早期発見を強力にサポートします。
また、優れた操作性により検査のスピードが向上し、患者様の身体的・精神的な負担の軽減にもつながっています。
大腸がんの多くは、前がん病変である大腸ポリープから発生します。
当院では、検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除を行い、大腸がんの予防に努めています。
切除を行った場合でも入院の必要はなく、当日にご帰宅いただける日帰り手術となっています。
ポリープの種類や形状、構造、血管の状態、大きさなどを詳細に観察したうえで、切除の適否や切除方法を判断し、実施します。
このため、切除のために別の日を設ける必要がなく、食事制限や下剤の服用も1回で済みます。
なお、切除方法には、「スネア」と呼ばれるワイヤーでポリープを引っ掛けて切除する「ポリペクトミー」や、粘膜を浮かせて切除する「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」などがあります。
大腸カメラ検査では、腸内の隅々まで観察するために、通常、空気を送り込んで腸壁のシワやひだを伸ばします。
この際、膨満感を感じるなど、苦痛を訴える方が少なくありませんが、当院では炭酸ガスを使用することで、膨満感の軽減に努めています。
炭酸ガスは空気に比べて吸収速度が約200倍速いため、お腹の張りや不快感が緩和されます。
麻酔(鎮静剤)を使用された患者様には、検査後にリカバリールームでご休憩いただいております。
ストレッチャーを用いて、寝たままの状態で無理なくスムーズに移動していただけるため、転倒などのリスクもなく安心です。
当院では、同じ日に胃カメラと大腸カメラの両方の検査を受けていただくことが可能です。
検査を同日に行うことで、検査日を1日にまとめることができ、前日からの食事制限も一度で済むという利点があります。ご希望の方は、診察時に医師へご相談ください。
初回の受診時に、症状や既往歴、服用中のお薬を確認し、検査前の準備や注意事項についてご説明します。
抗血栓薬などを服用中の方は、服薬調整が必要となる場合があります。
受付後、血圧や体調を確認し、最終確認を行います。
検査着に着替えていただき、必要があれば麻酔(鎮静剤)の準備を行います。
内視鏡を挿入し、大腸全体を観察します。
所見があれば写真を撮影し、ポリープがあればその場で切除を行うこともあります。
鎮静剤を使用した方は、ベッドで60分ほど安静にしていただきます。
検査終了後、画像をご覧いただきながら医師がわかりやすくご説明します。組織検査を行った場合は、後日詳しい結果をお伝えします。