胃カメラは、胃や食道、十二指腸の粘膜を直接観察できるため、さまざまな消化器症状の原因を調べるうえで非常に有効です。
以下のような症状がある方は、一度、胃カメラすることをお勧めします。
など
これらの症状の背景には、胃潰瘍や逆流性食道炎、胃がん、ピロリ菌感染などが潜んでいることがあります。
現在自覚症状がない場合でも、以下のような心配やリスクをお持ちの方には、定期的な胃カメラをお勧めしています。
など
胃がんなどの消化器疾患は、早期であれば治療の選択肢も大きく広がり、完治を目指せる場合も少なくありません。
そのためには、できるだけ症状が出る前の「早期発見」が大切です。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、直径8mmほどのカメラを口から挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。
微細な病変も見逃しにくく、組織の一部を採取する「生検」により、正確な診断が可能です。
など
従来のバリウム検査では判断できない微細な異常も発見できるため、「早期発見・早期治療」を目指すには欠かせない検査です。
検査は、原則として事前予約制となっております。
ご予約時には、現在の症状、既往歴、内服中のお薬について確認を行い、検査内容についてもご説明いたします。
糖尿病の治療薬やワーファリン、抗血小板薬などを服用されている方は、検査前に医師とのご相談が必要となります。
※検査前日のご注意
※検査当日朝のご注意
ご予約時間の10分前にはご来院いただき、受付・問診・体調確認を行います。
検査時間は約5~10分程度です。
内視鏡を挿入し、必要に応じて組織の一部を採取(生検)します。
ピロリ菌検査を行う場合もあります。
麻酔(鎮静剤)を使用された場合は、リカバリールームで60分程度休憩していただきます。
検査終了後、撮影した画像を見ながら、医師より結果をご説明します。
生検を行った場合は、後日あらためて詳細をお伝えいたします。